のんびりいこう・ウラブログ

子育て以外のモロモロの事や、日々思うことなど、「のんびりいこう」ではちょっと書ききれない気持ちなどの記録

最近の子供向け商品ってすごいなぁ

一応、お断り。

これから書くことは、あくまで個人的な意見です。

決して、特定の商品を推奨したり、批判する意図はございません・・・。もし、気になるようだったら、スルーしていただきたいです。

 

朋も来年は小学生。そろそろ、保育園のお友達の中にはその為の準備を始めた子もいて、朋も「○○ちゃんは、ランドセル買ったんだって!」とかアピールしてきます。お母さん仲間の中でも、「やっぱり最初は幼稚園出身の子との差があるみたいだから、気になるわ~」的な話題がチラホラ。

私は、面倒くさがり屋だし、実際問題、大人になってから「あ。あの人は保育園出身ね!」なんて差があるわけではないよね、という感覚の持ち主なので、正直なところ、「別にあせることないじゃ~ん」というスタンスです。

それでも、「ランドセルは、できればちゃんと6年間使い切ってほしい!途中で飽きて変なおしゃれ鞄とかに切り替えたくなるようなのは嫌だな」という気持ちがあります。なので、「丈夫で、できるだけシンプルで、でも、今の朋でも受け入れてくれるようなやつ・・・」と結構難しそうな課題をクリアしてくれそうなランドセル探しをしました。第一候補は、個人的に大好きな土屋鞄だったのだけど、調べていくうちに、池田屋というのもいいなぁ、とあれこれ考える中、朋はやっぱり「かわいいの、いいなぁ」と近所の小学生の持っているキラキラがついてるのとか、刺繍がはいっているのとかに目を輝かせる・・・。でも、心配していた、好きなプリキュアのイメージカラーがいいとは言わず(最近一番好きなのがブルー系・・・)「ランドセルは赤がいい」と言ったので「よっしゃ!」とガッツポーズ。(昔の人間の感覚だと、やっぱり女の子のランドセルは赤・・・。百歩譲って、大きくなってからでも違和感がなさそうな茶系がいいと思っていたので)

で、相方ともじっくり話し合って、幼くてプリプリ物に惹かれる年ごろ用に「刺繍シール」なるものがオプションである池田屋をまず見に行って、土屋鞄と比較しよう!という結論に。

ところが、私が常日頃お世話になっていてとっても好きなママ友(彼女も土屋鞄好き)が、「地元にもいいお店があるって聞いたから、土屋鞄の発表まで間があるし、なんとなく見に行ったらとても良かったの!即決で注文しちゃったわ」というので、「へぇ!」と思って見に行ったら、これが本当にとてもいい感じ!もう、本当に「ど」が付くくらいのシンプルなデザインなのだけど、本当に丈夫そうな作りで、「まずは親が背負って確認すべし!」とウン十年ぶりにランドセルを背負わされました。持ったときの重さと背負ったときの重さの違い、荷物を入れたときの有名ブランドとの比較、大きさなどを見たら、びっくりする位差がありました。いや~、デパートで見ているときは、「やっぱり有名ブランドの高級ラインは立派よね」と思っていたのに、そのお店のと並べてみたらとってもチャチく感じてしまった程。

気持ち的には、やっぱり一度は土屋と池田のを見たい気持ちもあったのだけど、尚と朋を連れて2回も都内にでるのは大変だし・・・。いざというときのメンテも、地元ならすぐにお願いしに行けるし・・・。とグラグラ揺れているところ、店主さんが朋に見せた、「りんごデザインって、言われているやつだよ!」を朋がとてもお気に召して「これしょって帰る!」と。(他にあまりピカピカデザインのが置いてなかったのも幸いしているとは思うけど)赤色の皮に、オレンジ色の糸の縫製。背中と中の布地が黄色。本当にりんごっぽい。シンプルだけど大人から見てもきれいな感じ。で、相方が「決定!」とサインを出したので注文しちゃいました。値段もびっくりする位良心的でした。出来上がりは12月。親としても楽しみです。

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それにしても、最近のランドセルって本当にすごいですよね。昔はせいぜい、クラリーノか革か、という素材の選択肢位しかなくて、色はもう選びようがなかったのに。今はもう、色とりどりで、特に女の子向け商品のきらびやかなこと!「6年後、絶対に飽きない!?」「大きくなったら似合わなくなりそうだけど?」「いや~、何かハイテクだけど、それって必要?」と突っ込みを入れたくなるようなものが沢山。聞いた話だと、もう、初めから「途中で買い替える前提」の家とか、「6年間使う気、あまりなし」の家も多いのだとか。ううん・・・。個人の価値観だから仕方ないけど、「もったいない」の精神とかもうちょっと大切にしてほしい気がします。特に、子供には「一つのいいものを長く大切にする」という気持ちを身につけて欲しい、ランドセルはその第一歩、というのが私が親から教わったことだと思っているので、ちょっと今の風潮は悲しい気持ちになります。

その他の準備としては、まぁ、こどもちゃれんじの「小学校準備号」が始まったのでやらせているのだけど、これはがまたすごくハイテク。赤ちゃん向けのおもちゃのときから「うわぁ、この機能でこの値段?世の中の技術の進歩ってすごいわぁ、元とれるのかしら?」と変な心配したり「子供のこと本当によく研究しているのねぇ」と感心してましたが、勉強ツールもすごいすごい。自分の子供のころにこんなのがあったら、もう少し勉強好きになってたかも!というのが本当に低価格でやってきます。今は、「ハイブリッド版」なるバージョンも選べてそれを選ぶとiPadで教材が配信されるのだとか。確かに、それだとペーパーレスだし、出先でも全部の教材持ち歩けるから便利ですよね。私はもったいないお化けに取りつかれた「ものを捨てられない」人間なので、かなり魅力を感じます。

それでも、やっぱり、子供には鉛筆で紙に書いて考える感覚は絶対に身につけて欲しいので、普通のコースを選択しました。電子機器は大人になったら嫌でも使いまくるけど、紙と鉛筆で格闘できるのなんて子供時代抜かしたら、もう、ほとんどないですものね・・・。

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技術の進歩は素晴らしい!子供にもいろんな選択肢があるのも素敵!次から次へと出てくるすごいハイテクおもちゃがある今どきの子供は幸せ!(本当に、最近の子供向けおもちゃって高機能・・・。大人の親でも使いこなせてない機能満載。)

だけど、やっぱり古い感覚の私には「??」ということが多くて、今の朋と尚は、周りの子供に比べると持っているおもちゃの数も少ないし、服装もあまりおしゃれではない・・・。時々、とってもおしゃれなものを持っている友達の事をうらやましそうに話して「朋もほしいなぁ」とつぶやかれると、ちょっと「親の価値観を押し付けすぎなのかも」と揺れることも・・・。

私自身がまずは、今の世の中の風潮と折り合いをつけられるようにならないといけないのかもな、と子供向け商品を前に考え込む今日この頃です。