のんびりいこう・ウラブログ

子育て以外のモロモロの事や、日々思うことなど、「のんびりいこう」ではちょっと書ききれない気持ちなどの記録

教育について

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相方が借りてきた本日。
面白そうな題名だったので、読んでみました。
内容は、フィンランドの教育内容の紹介をツラツラ書き連ねている部分が多くて、ややつまらないのだけど、羨ましいと思ったのは、本気で「時代に則した本当に必要な教育」を考え、実践をしているところ。日本みたいに、利権だとかしがらみだとか、そういうくだらないことに縛られず、国が成長し、生き残るために、国を超えて、EU全体で目標をたて、実践し、必要があればちゃんと軌道修正しているところ。
「生涯教育」を実践するために、義務教育では、知識を教えるのではなく、いかに、学び続ける力を身につけさせるか、に重きをおく。
日本では通用しなさそうな所もあるけど、ぜひ、これ位真剣に、国も親たちも教育について考えて欲しいと思った。
これからの世界でほんに必要なのは、確かに、何を知っているかより、どれだけ自分を成長させ続ける力があるか、なのは明らかだと思う。
ゆとり教育だとか、学歴がどうとか、いい加減、そういう変な視点ではなく、もっと、生活していくのに必要なのは、何かという観点から考えていかなくてはならないと思う。
これから2人の子供を育てる親として、心に留めておきたい内容がある本だった。